薬用プランテルの評価

総合評価:

薬用プランテル

薬用プランテル

医薬部外品

商品の概要
株式会社ユーピーエスが販売している、医薬部外品の育毛剤です。製造元は株式会社ミリオナ化粧品です。有効成分、センブリエキスとセファランチンを中心に、ヒオウギエキス、ビワ葉エキスなど自然由来のエキスを多く配合。相乗効果で育毛に導くとされています。

効能・効果 育毛、薄毛、かゆみ、脱毛の予防、毛生え促進、発毛促進、ふけ、病後、産後の脱毛、養毛

薬用プランテルの成分

有効成分
セファランチン、グリチルリチン酸2K、センブリエキス
その他の成分
D-パントテニルアルコール、ビワ葉エキス、海藻エキス-1、牡丹エキス、シナノキエキス、ヒキオコシエキス-1、ヒオウギ抽出液、POE(40)硬化ヒマシ油、ラウリルジメチルアミンオキシド液、濃グリセリン、BG、エタノール、フェノキシエタノール、無水エタノール、精製水、香料

有効成分

「薬用プランテル」に含まれる、有効成分は以下の3つです。

セファランチン
セファランチンはツヅラフジ科植物から抽出した有機化合物です。抗アレルギー作用のほか、血流促進作用、免疫機能増強作用、さらには、造血機能の改善作用があります。
グリチルリチン酸2K
甘草(カンゾウ)の根に含まれる成分で抗炎症作用や抗アレルギー作用があり、頭皮の炎症やフケ、かゆみを防ぐ目的で、化粧品や育毛剤に広く用いられています。グリチルリチン酸ジカリウムと表示されることもあります。
センブリエキス
センブリは、リンドウ科センブリ属の二年草で、そのセンブリから抽出したエキスがセンブリエキスです。漢方薬の一つとして古来より胃薬として使われており、胃を刺激して血行を良くすることから、頭皮に使用することで頭皮の血行を改善することが期待され、育毛剤に広く配合されています。

主なその他成分

ヒオウギ抽出液
西日本や東南アジアに生息するヒオウギという植物から抽出された成分で、ヒアルロン酸やコラーゲンの働きを促進する成分として認められているため、化粧品の有効成分として配合されていることもあります。育毛の観点からは、女性ホルモンと類似する働きを持っているため、薄毛の原因の1つとされている男性ホルモンを活性化される5αリダクターゼ酵素の活性化を低減させる効果が期待されています。

薬用プランテルの育毛へのアプローチ

薬用プランテルの育毛へのアプローチは、グリチルリチン酸2Kで頭皮の炎症、かゆみなどを抑えて、海藻エキスやヒオウギ抽出液、その他の自然由来の成分で頭皮の状態を整え、有効成分のセファランチン、センブリエキスで発毛を促進するという流れになるかと思います。

有効成分のセファランチンは、内服薬としては円形脱毛症に効果があるとされていますが、外用としては、日本皮膚科学会が2010年4月に発表した男性型脱毛症への対処法としての5段階評価で、「C2(根拠がないので勧められない)」と評価しています。しかし、セファランチンを製造する製薬メーカー「化研生薬」は「医薬部外品なので論文データが不足しているのは事実だが、動物実験で効果が示されている」と反論もしていますが、実際の効果は未知数です。

また、薬用プランテルの広告では、薄毛の原因の男性ホルモン対応策として「ヒオウギ抽出液」を前面にだしています。確かに、「ヒオウギ抽出液」は、男性ホルモンを活性化される5αリダクターゼ酵素の活性化を低減させる効果が期待されていますが、比較的多くの育毛剤に配合されている一般的な成分ですので、過大な期待は禁物です。

薬用プランテルのコスト評価

薬用プランテルのコスト
容量 定価(税込) 1ml あたり単価 1本あたりの
利用期間
1日あたりの
コスト目安
150ml 7,800 円 52円 1ヶ月~2ヶ月 130円~260円

薬用プランテルの総合評価

総合評価:

有効成分の「グリチルリチン酸2K」、自然由来成分の「海藻エキス-1」「ビワ葉エキス」「牡丹エキス」などので頭皮の状態を整え、センブリエキスで発毛を促進させる、という成分構成ですが、この構成は市販の育毛剤では一般的に見られる組み合わせで、悪くはないですが、とりたてて特筆すべきとろこがありません。

有効成分にセファランチンが配合されているところは、他の育毛剤と異なるところですが、育毛という観点からは過大な期待は出来ないので、あまり惹かれる要素はないように思います。

特徴的なところはないものの、成分バランスという点では比較的よく、またコストもリーズナブルなほうですが、販売サイトの作りがやや不親切なところもあり、積極的にこの商品を購入する理由はあまりないように思えます。